フルートとMIDIでフォーレのコンクール用の小品を作ってみました。
“ハープ伴奏版” と “ピアノ伴奏版” があります。
今回は銀のブランネンの本体にラファン(アドラーなし)の頭部管をつけて吹いてみました。しばらくこの組合せで吹いてみようかと思っています。
2008年04月03日
2008年03月10日
ケーラー第2巻終了
さっき、家に帰ってきてから最後の12番を録音して、第2巻全曲録音終了です。
ところで、この曲の中間部の一部で楽譜ではGisの所をGで吹いています。
私にはどうしても和声進行上がGとしか思えず、勝手にミスプリント(記載ミス)と解釈しています。
ご批判のある方もあるでしょうが・・・
http://anet21.com/yoshimoto/flute/dl/misc/etude.html
ところで、この曲の中間部の一部で楽譜ではGisの所をGで吹いています。
私にはどうしても和声進行上がGとしか思えず、勝手にミスプリント(記載ミス)と解釈しています。
ご批判のある方もあるでしょうが・・・
http://anet21.com/yoshimoto/flute/dl/misc/etude.html
2008年03月09日
ケーラーの第2巻より
ケーラーの練習曲・中級編作品33-1より
第5番から10番までの6曲を追加しました。
そんなに難しい練習曲ではないはずなのに、結構へたくそです。
やっぱ、歳かなぁ・・・
http://anet21.com/yoshimoto/flute/dl/misc/etude.html
追加で11番もプラスしました。
これは結構いつも吹いているのでお手の物です。
第5番から10番までの6曲を追加しました。
そんなに難しい練習曲ではないはずなのに、結構へたくそです。
やっぱ、歳かなぁ・・・
http://anet21.com/yoshimoto/flute/dl/misc/etude.html
追加で11番もプラスしました。
これは結構いつも吹いているのでお手の物です。
2008年03月02日
少しは練習してるぞ!
このところ、久しぶりにエチュードをいくつかさらって録音してみています。ケーラーの2巻から4曲とアンデルセンの練習曲Op.15-3を追加しました。
http://anet21.com/yoshimoto/flute/dl/misc/etude.html
http://anet21.com/yoshimoto/flute/dl/misc/etude.html
2008年02月28日
2008年02月24日
ケーラー作曲:15の易しい練習曲 作品33-1
日本のフルート練習者なら必ずといって手がけるケーラーの第一巻を全曲吹いています。
模範演奏という意味ではなく、自分流に解釈して小品集のようなとらえ方で演奏していますので、それなりに楽しめる演奏だと思います。さっき2時間ぐらいかけて、15曲を一気に録音してしまいました。
その他のコレクションの中にまとめて入れています。
http://anet21.com/yoshimoto/flute/dl/misc/etude.html
模範演奏という意味ではなく、自分流に解釈して小品集のようなとらえ方で演奏していますので、それなりに楽しめる演奏だと思います。さっき2時間ぐらいかけて、15曲を一気に録音してしまいました。
その他のコレクションの中にまとめて入れています。
http://anet21.com/yoshimoto/flute/dl/misc/etude.html
2008年02月17日
久しぶりに・・・
この1年間ほとんどフルートから離れて・・・
しかも昨年の9月からはクラシックギターも離れて・・・
いろいろと落ち込んでいたのですが、
まあ、やや春も近くなったということでホームページを再開しました。
そこで久しぶりにフルートを出して、パウエルのオーラマイトに銀の頭部管をつけてバッハの無伴奏バイオリンパルティータの3番を吹いてみました。1番と2番は既に全曲録音していましたが、3番はプレリュードだけ吹いていたので、思い立って1日で全楽章を録音してみました。素人のやっつけ仕事なので仕方ないけど、この2年間で相当腕が落ちていることに愕然、楽器も違うが、音色、キレ、さらにはピッチも違う!
やっぱり少しでもたゆまず吹くことが大事だね。
http://anet21.com/yoshimoto/flute/dl/bach_solo/index.html
しかも昨年の9月からはクラシックギターも離れて・・・
いろいろと落ち込んでいたのですが、
まあ、やや春も近くなったということでホームページを再開しました。
そこで久しぶりにフルートを出して、パウエルのオーラマイトに銀の頭部管をつけてバッハの無伴奏バイオリンパルティータの3番を吹いてみました。1番と2番は既に全曲録音していましたが、3番はプレリュードだけ吹いていたので、思い立って1日で全楽章を録音してみました。素人のやっつけ仕事なので仕方ないけど、この2年間で相当腕が落ちていることに愕然、楽器も違うが、音色、キレ、さらにはピッチも違う!
やっぱり少しでもたゆまず吹くことが大事だね。
http://anet21.com/yoshimoto/flute/dl/bach_solo/index.html
2007年12月22日
フルートの自宅録音法
サイファさんの書き込みもあったので、まとめてご紹介します。
【フルート録音のマイクセッティング】
マイクのポジションについては、ホールで録音する場合は、会場が広い上に残響も一緒に録音してしまうので、マイクまでの距離をかなりとりますが、宅録の場合、今のコンデンサーマイクでは感度が良いため、ブレスノイズを過度に拾ってしまいます。そこで試行錯誤した上で、後頭部の後ろ1メートルのあたりに置いて録音することにしました。マイクの後ろ20センチぐらいの所は既に壁ですので、壁からの反射音も多少拾っているはずです。これでちょうどいいぐらいにブレスノイズが軽減されます。息音が全くないと味気ないので・・・
もちろん、ホールで録音するなら、こんなへんてこなセッティングはしませんが。
【最近使用しているマイクロフォン】
最初の頃は、ソニーの5000円くらいの小型の四角い一体型ステレオコンデンサーマイクを使っていましたが、今はベリンガーのC-1で録音しています。
【録音ソフトで使うコンプレッサーやイコライザーについて】
コンプレッサーというよりは最終段階でピークがオーバーしないようにマキシマイザーを入れて、スレッショルドを-3から-5程度、アウトレベルを-0.5程度にして僅かに音圧を上げています。このほうが聴感上自然だからです。
イコライザーは特にかけていません。マイクの周波数特性から考えると8Kあたりの感度が強いようなので、僅かに落とした方がよいのかもしれませんが、マイクのセッティングでカバーできており、それ以上は必要性を感じていないので何もしていません。
(ノイズリダクションのところで補足説明します)
【フルートの場合のノイズリダクション】
フルートから出る音はノイズも含めできるだけたくさんの情報を取り出すように録音しています。
ノイズリダクションとは楽器の外から発生する音、たとえば空調機械、パソコンの稼働音など、また可聴範囲外のひずみをもたらす成分をとっているだけです。これらは録音の最初の段階でインサートしています。
まず、DCオフセット、ランブルノイズ、60Hz(西日本なので)ハムといった電気的なノイズを取ります、これらほとんどは耳には聞こえませんが、録音の濁りとなりますので。さらにフルートでは発生しない低音域(具体的には50Hz以下)ローカットして足音などを消します。
その次に環境騒音、エアコン、パソコンなどの暗騒音をサンプル録音し、サンプルの逆位相を入れて消し込みます。
これでほぼ無音のスタジオが完成します。
ノイズリダクションといっても、楽器から発生する音は息音やキーノイズ、爪音でも消し込むことはありません。マイクセッティングを今のようにする前に、ディエッサー(主にヴォーカルの「サ行」の発音を柔らかくするプラグイン)を使ったこともありましたが、音色が変化するのでやめました。
【DAWの録音品質】
相変わらずCubaseSX3で内部処理は32bit/floatの44.1KHzです。
サウンドカードはPRODIGY192なので192KHzまで対応可能なのですが、最終的にCDの16bit/44.1KHzにダウンさせてCDやMP3をつくるので44.1で録音しています。
【フルート録音のマイクセッティング】
マイクのポジションについては、ホールで録音する場合は、会場が広い上に残響も一緒に録音してしまうので、マイクまでの距離をかなりとりますが、宅録の場合、今のコンデンサーマイクでは感度が良いため、ブレスノイズを過度に拾ってしまいます。そこで試行錯誤した上で、後頭部の後ろ1メートルのあたりに置いて録音することにしました。マイクの後ろ20センチぐらいの所は既に壁ですので、壁からの反射音も多少拾っているはずです。これでちょうどいいぐらいにブレスノイズが軽減されます。息音が全くないと味気ないので・・・
もちろん、ホールで録音するなら、こんなへんてこなセッティングはしませんが。
【最近使用しているマイクロフォン】
最初の頃は、ソニーの5000円くらいの小型の四角い一体型ステレオコンデンサーマイクを使っていましたが、今はベリンガーのC-1で録音しています。
【録音ソフトで使うコンプレッサーやイコライザーについて】
コンプレッサーというよりは最終段階でピークがオーバーしないようにマキシマイザーを入れて、スレッショルドを-3から-5程度、アウトレベルを-0.5程度にして僅かに音圧を上げています。このほうが聴感上自然だからです。
イコライザーは特にかけていません。マイクの周波数特性から考えると8Kあたりの感度が強いようなので、僅かに落とした方がよいのかもしれませんが、マイクのセッティングでカバーできており、それ以上は必要性を感じていないので何もしていません。
(ノイズリダクションのところで補足説明します)
【フルートの場合のノイズリダクション】
フルートから出る音はノイズも含めできるだけたくさんの情報を取り出すように録音しています。
ノイズリダクションとは楽器の外から発生する音、たとえば空調機械、パソコンの稼働音など、また可聴範囲外のひずみをもたらす成分をとっているだけです。これらは録音の最初の段階でインサートしています。
まず、DCオフセット、ランブルノイズ、60Hz(西日本なので)ハムといった電気的なノイズを取ります、これらほとんどは耳には聞こえませんが、録音の濁りとなりますので。さらにフルートでは発生しない低音域(具体的には50Hz以下)ローカットして足音などを消します。
その次に環境騒音、エアコン、パソコンなどの暗騒音をサンプル録音し、サンプルの逆位相を入れて消し込みます。
これでほぼ無音のスタジオが完成します。
ノイズリダクションといっても、楽器から発生する音は息音やキーノイズ、爪音でも消し込むことはありません。マイクセッティングを今のようにする前に、ディエッサー(主にヴォーカルの「サ行」の発音を柔らかくするプラグイン)を使ったこともありましたが、音色が変化するのでやめました。
【DAWの録音品質】
相変わらずCubaseSX3で内部処理は32bit/floatの44.1KHzです。
サウンドカードはPRODIGY192なので192KHzまで対応可能なのですが、最終的にCDの16bit/44.1KHzにダウンさせてCDやMP3をつくるので44.1で録音しています。
2007年12月02日
休憩・・・
人それぞれにいろんな受け止め方があるのは理解できますが、これ以上ホームページを公開する気になれなくなっています。
しばらく閉鎖します・・・
友達にはファイルあげるよ〜ん。
しばらく閉鎖します・・・
友達にはファイルあげるよ〜ん。
2007年09月09日
私の録音テクニック
フルートもギターも演奏の腕はともかく、なかなかいい音で録れていると思いませんか?
もちろん、プロの録音現場では演奏者も録音エンジニアもずっとうまい上に使ってるハードウェアも私のものとは全く比べものになりません。きっとどんな加工もできるので、中にはかなりインチキな演奏もあることでしょう。
さて、加工の手順ごとに音のサンプルファイルもつけました。
実際に耳で聞いてみれば、マイクロフォンなどのハードはホームページでも紹介しているようにかなりチープなものですが、うまく処理すると私の下手な演奏もここまで化粧ができることがお解りになると思います。
1. 生音録り
Cubaseに録音するわけですが、パソコンはけっこう雑音を発生します。私のパソコンは自作の静音処理を施したものですので、ほとんど気にならないレヴェルです。録音時にはCubaseの入力セクションに僅かにピークリミッターをかけています。
なお、サンプル録音時にはわざとパソコンのファンをフル回転にして、ノイズを混入させています。
フルート演奏(加工なしの生音)
ギター演奏(加工なしの生音)
2. 雑音除去
初段でDCオフセットやハムの除去をして、グランドノイズやエアコンなどのノイズといった定常的にある雑音は逆位相の信号を入れることでほぼ消滅させます。ギターのような音量が小さい楽器でも環境雑音がしないのはそのためです。
フルート演奏(ノイズ除去済)
ギター演奏(ノイズ除去済)
3. 残響付加
ホールで弾いているような残響を付加します。リバーブの品質はかなり重要で、無料のコンボリューションリバーブのSIRを使っています。コンボリューションリバーブは実際のホールの残響を録音し、そのデータを元にリバーブ成分を作り出すものです。1960年代に建てられたヨーロッパの700人収容ホールの残響を愛用しています。
4. ステレオ感調整
音の広がり、奥行き感をステレオイメージャーで調整して臨場感を作ります。
フルート演奏(リバーブ&ステレオ感付加)
ギター演奏(リバーブ&ステレオ感付加)
5. アナログ感付加
このままではデジタル臭く感じることもあるので、真空管アンプのついた高品質業務用テープレコーダのシミュレーターを通して刺々しさを除去し、メロウな感じに仕上げます。
6. マスタリング
マキシマイザーを通して音圧を調整します。これでひずみがなく聴きやすい音量になります。
7. bitレート変換フィルター
ここまで32bit/floatの最高音質で作業してきたものをCD品質の16bitにダウンさせますが、デジタルノイズが出ないようにフィルターを通します。
フルート演奏(音圧調整済)
ギター演奏(音圧調整済)
8. MP3フォーマットに書き出し
直接CubaseからMP3に書き出しをします。音質的には非圧縮ファイルを「午後のコーダ」で変換した方がよいような気がしますが、面倒なので省略しています。
いかがでしょうか、ずいぶんと音が変わることがお解りになったと思います。
簡単に説明するとこのような手順でMP3を作成しています。
実際にはもっと繊細な部分もあるのですが、これらを設定したテンプレートを作成していますので、録音だけすれば、あとは自分の気に入った音質で出力されるようにしています。
もちろん、プロの録音現場では演奏者も録音エンジニアもずっとうまい上に使ってるハードウェアも私のものとは全く比べものになりません。きっとどんな加工もできるので、中にはかなりインチキな演奏もあることでしょう。
さて、加工の手順ごとに音のサンプルファイルもつけました。
実際に耳で聞いてみれば、マイクロフォンなどのハードはホームページでも紹介しているようにかなりチープなものですが、うまく処理すると私の下手な演奏もここまで化粧ができることがお解りになると思います。
1. 生音録り
Cubaseに録音するわけですが、パソコンはけっこう雑音を発生します。私のパソコンは自作の静音処理を施したものですので、ほとんど気にならないレヴェルです。録音時にはCubaseの入力セクションに僅かにピークリミッターをかけています。
なお、サンプル録音時にはわざとパソコンのファンをフル回転にして、ノイズを混入させています。
フルート演奏(加工なしの生音)
ギター演奏(加工なしの生音)
2. 雑音除去
初段でDCオフセットやハムの除去をして、グランドノイズやエアコンなどのノイズといった定常的にある雑音は逆位相の信号を入れることでほぼ消滅させます。ギターのような音量が小さい楽器でも環境雑音がしないのはそのためです。
フルート演奏(ノイズ除去済)
ギター演奏(ノイズ除去済)
3. 残響付加
ホールで弾いているような残響を付加します。リバーブの品質はかなり重要で、無料のコンボリューションリバーブのSIRを使っています。コンボリューションリバーブは実際のホールの残響を録音し、そのデータを元にリバーブ成分を作り出すものです。1960年代に建てられたヨーロッパの700人収容ホールの残響を愛用しています。
4. ステレオ感調整
音の広がり、奥行き感をステレオイメージャーで調整して臨場感を作ります。
フルート演奏(リバーブ&ステレオ感付加)
ギター演奏(リバーブ&ステレオ感付加)
5. アナログ感付加
このままではデジタル臭く感じることもあるので、真空管アンプのついた高品質業務用テープレコーダのシミュレーターを通して刺々しさを除去し、メロウな感じに仕上げます。
6. マスタリング
マキシマイザーを通して音圧を調整します。これでひずみがなく聴きやすい音量になります。
7. bitレート変換フィルター
ここまで32bit/floatの最高音質で作業してきたものをCD品質の16bitにダウンさせますが、デジタルノイズが出ないようにフィルターを通します。
フルート演奏(音圧調整済)
ギター演奏(音圧調整済)
8. MP3フォーマットに書き出し
直接CubaseからMP3に書き出しをします。音質的には非圧縮ファイルを「午後のコーダ」で変換した方がよいような気がしますが、面倒なので省略しています。
いかがでしょうか、ずいぶんと音が変わることがお解りになったと思います。
簡単に説明するとこのような手順でMP3を作成しています。
実際にはもっと繊細な部分もあるのですが、これらを設定したテンプレートを作成していますので、録音だけすれば、あとは自分の気に入った音質で出力されるようにしています。