昨年は病気で手術をしたりと、年相応に負の力が蓄積してきてフルートはずいぶんとご無沙汰をしていました。
昨日の日曜日、パッと吹けそうな曲を選んで、例の入門フルートYFL-221で演奏してみました。
元々ハスキーな音色の楽器だし、演奏の完成度はそれほど高くないので、過度な期待はご禁物です。
それでも以前から好評価なゲテモノ演奏のページということでたくさんのアクセスをもらっています。
今回はよく知られている4曲追加しました。
ビゼー作曲 / カルメンより「間奏曲」
ウッダール作曲 / セレナーデ
ジュナン作曲 / ベニスの謝肉祭より少々
パラディス作曲 / シシリエンヌ
ジャズを一曲、
こんな曲を吹くと、ベニスの謝肉祭がいかに易しい曲か思い知らされます。
ロジャース作曲 / マイ・ファニー・バレンタイン
ついでにムラマツのEX(リングキーH足)モデルで2曲。
武満徹 / フルートのためのエア
スクリャービン / 練習曲 嬰ハ短調 作品2-1
スクリャービンの練習曲は初期のピアノ独奏曲ですが、とても好きな曲なので、誰もフルートで演奏したことはないでしょうけど、フルートとピアノ(コンピューターによる)伴奏に編曲して吹いています。
今回は原調で演奏してみましたが聞き直してみると半音上のニ短調にした方がフルートではよい響きになると思うので、次回、愛用のフルートで吹くときには移調してみます。
2013年07月29日
久しぶりにYFL-221を吹く
posted by Malcel at 12:41| Comment(2)
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2012年03月15日
シャミナーデ:コンセルティーノ
シャミナーデのコンセルティーノを公開しました。
定番中の定番曲なので、もうとっくに公開していても良さそうなのですが、意外にピアノ伴奏を作るのが面倒だったので今まで録音しませんでした。
やっと納得のいく伴奏が作れたので録音を録ってみました。
聴き映えはするものの、実際にはそれほど難しくない曲と思っていましたが、いざ録音してみると、なかなかキズのない演奏ができないものです。
ホームページでは近代・現代の音楽のページにおいています。
定番中の定番曲なので、もうとっくに公開していても良さそうなのですが、意外にピアノ伴奏を作るのが面倒だったので今まで録音しませんでした。
やっと納得のいく伴奏が作れたので録音を録ってみました。
聴き映えはするものの、実際にはそれほど難しくない曲と思っていましたが、いざ録音してみると、なかなかキズのない演奏ができないものです。
コンセルティーノ 作品107 (1905)パワフルな音がほしかったので、ナガハラにラファンの組み合わせで吹いています。
ホームページでは近代・現代の音楽のページにおいています。
posted by Malcel at 09:31| Comment(0)
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2012年02月26日
シューマン:幻想小曲集
先日、ミヤザワIbukiの試奏で第1曲だけ吹いていたシューマン作曲の幻想小曲集op.73の全曲をアップロードしました。よろしければダウンロードしてお聴きください。
1. Zart und mit Ausdruck
2. Lebhft, leicht
3. Rasch und mit Feuer
今回は久しぶりにブランネンにラファン(ブランネン製のラファンでなく本人作)を付けて演奏しています。
ナガハラやIbukiの音に比べると、少し前の時代の音に感じるのは私だけでしょうか。
ピアノはいつものようにコンピュータで作っています。
ホームページではロマン派の音楽のページにおいています。
1. Zart und mit Ausdruck
2. Lebhft, leicht
3. Rasch und mit Feuer
今回は久しぶりにブランネンにラファン(ブランネン製のラファンでなく本人作)を付けて演奏しています。
ナガハラやIbukiの音に比べると、少し前の時代の音に感じるのは私だけでしょうか。
ピアノはいつものようにコンピュータで作っています。
ホームページではロマン派の音楽のページにおいています。
posted by Malcel at 00:10| Comment(3)
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2012年02月19日
プーランク:クラリネットソナタ
プーランクのクラリネットソナタから、第2楽章のロマンツァをフルートとハープに編曲して演奏してみました。
昔から好きな曲なのですが、クラリネットは非常に音域が広いのでフルートの音域を考慮して5度上げて演奏しています。
しかし上は4オクターブのCまで出てくるし、最低音はHを通り越して、最後はAまでになっていまいます。
最後のフレーズをオクターブ上げようかとも思ったのですが、低音用の延長ブースターを自作してAまで出せるようにしてむりやり演奏しました。
とりあえずの演奏ですので、完成度の高い演奏ができたらそのうち入れ替えます。
使用したフルートはナガハラです。
ところでプーランクは1963年没だから来年で著作権が消滅します。
ほんとはまだダウンロード・・・
昔から好きな曲なのですが、クラリネットは非常に音域が広いのでフルートの音域を考慮して5度上げて演奏しています。
しかし上は4オクターブのCまで出てくるし、最低音はHを通り越して、最後はAまでになっていまいます。
最後のフレーズをオクターブ上げようかとも思ったのですが、低音用の延長ブースターを自作してAまで出せるようにしてむりやり演奏しました。
とりあえずの演奏ですので、完成度の高い演奏ができたらそのうち入れ替えます。
使用したフルートはナガハラです。
ところでプーランクは1963年没だから来年で著作権が消滅します。
ほんとはまだダウンロード・・・
posted by Malcel at 22:40| Comment(0)
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2012年02月06日
ミヤザワフルート新製品“Ibuki” - その2
試奏で借りているIbukiですが、そろそろ返さないといけないのでさらに5曲吹いてみました。
シャイユー作曲 / サキソフォンのためのアンダンテとアレグロ
ツェルニー作曲 / ロマンス
シューマン作曲 / 幻想小曲集 作品78より第1曲
テレマン作曲 / メトーティッシュ・ソナタ ニ短調よりアンダンテ
ドビュッシー作曲 / 小組曲より「小舟にて」
先週の日曜日と合わせても2回しか口に付けていないので、細かいコントロールはできていませんが、それでもやはり音程はいいです。最低音域のロングトーンの安定感は特に良く、大編成の吹奏楽やオーケストラで吹かないのなら、私のようなハイアマチュアにはうってつけのフルートです。
簡単に曲目を解説しておきます。
サキソフォンのためのアンダンテとアレグロの作者、シャイユーは1904年生まれのフランスの作曲家ですが、このアルトサキソフォンのための曲ぐらいしか知られていません。フルートにアダプトするため、多少の変更をしています。
ツェルニーのロマンスはフランスのクラリネットの巨匠、ジャック・ランスロが監修したクラリネット・クラシックスという曲集に入っているものをフルート用に再アレンジしています。
シューマンの幻想小曲集は言わずと知れたロマン派の名曲で、チェロ、A管クラリネット、バイオリンなどで演奏されます。原曲のフレーズをを安易にオクターブ移動すると芸術性を損なうので、フルートに合わせるため3半音だけ原曲より上げて編曲しています。いずれ全曲吹く計画です。
メトーティッシュ・ソナタは作曲家テレマン自身が当時の装飾法を伝授するために書いたソナタ集です。以前にもパウエルで演奏した録音をアップしていますが、今回は前録音の読譜ミスを直し、リュートストップのチェンバロとピツィカートのチェロの伴奏に変更しています。
最後に「小舟にて」ですが、以前の録音はムラマツSRモデルにラファンの頭部管を付けて演奏していますが、Ibukiの方がよりフレキシブルに吹けます。長いフレーズは循環呼吸で吹いているのでたまに鼻息が聞こえます。ただ、Ibukiはわずかな息の変化にも敏感に反応するので循環呼吸との相性はよくありません。
伴奏はすべてコンピューターで自作したものですが、リアルにできたと思います。フルートの演奏より自信ありです。
シャイユー作曲 / サキソフォンのためのアンダンテとアレグロ
ツェルニー作曲 / ロマンス
シューマン作曲 / 幻想小曲集 作品78より第1曲
テレマン作曲 / メトーティッシュ・ソナタ ニ短調よりアンダンテ
ドビュッシー作曲 / 小組曲より「小舟にて」
先週の日曜日と合わせても2回しか口に付けていないので、細かいコントロールはできていませんが、それでもやはり音程はいいです。最低音域のロングトーンの安定感は特に良く、大編成の吹奏楽やオーケストラで吹かないのなら、私のようなハイアマチュアにはうってつけのフルートです。
簡単に曲目を解説しておきます。
サキソフォンのためのアンダンテとアレグロの作者、シャイユーは1904年生まれのフランスの作曲家ですが、このアルトサキソフォンのための曲ぐらいしか知られていません。フルートにアダプトするため、多少の変更をしています。
ツェルニーのロマンスはフランスのクラリネットの巨匠、ジャック・ランスロが監修したクラリネット・クラシックスという曲集に入っているものをフルート用に再アレンジしています。
シューマンの幻想小曲集は言わずと知れたロマン派の名曲で、チェロ、A管クラリネット、バイオリンなどで演奏されます。原曲のフレーズをを安易にオクターブ移動すると芸術性を損なうので、フルートに合わせるため3半音だけ原曲より上げて編曲しています。いずれ全曲吹く計画です。
メトーティッシュ・ソナタは作曲家テレマン自身が当時の装飾法を伝授するために書いたソナタ集です。以前にもパウエルで演奏した録音をアップしていますが、今回は前録音の読譜ミスを直し、リュートストップのチェンバロとピツィカートのチェロの伴奏に変更しています。
最後に「小舟にて」ですが、以前の録音はムラマツSRモデルにラファンの頭部管を付けて演奏していますが、Ibukiの方がよりフレキシブルに吹けます。長いフレーズは循環呼吸で吹いているのでたまに鼻息が聞こえます。ただ、Ibukiはわずかな息の変化にも敏感に反応するので循環呼吸との相性はよくありません。
伴奏はすべてコンピューターで自作したものですが、リアルにできたと思います。フルートの演奏より自信ありです。
posted by Malcel at 00:08| Comment(0)
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2012年01月30日
ミヤザワフルート新製品“Ibuki”
ミヤザワの新製品の“Ibuki”が送られてきました。
数年前にスケールの問題と一部のキーの強度について意見を述べていたのですが、「諸処を改良したフルートができたので試奏してみて」ということで貸してもらいました。
なるほど音程に関しては格段に良くなり、今のところ国産では一番かなと思います。
ブランネンのようなクセのないスケールはとても音程が取りやすい。
吹奏感はちょうどパウエルのオーラマイトのように軽く、MZ-12というオリジナルの頭部管で吹くと、パワーのある人だとオーバーブローになりやすいですが、楽に吹くのが好みの方ならコンパクトにまとまった音で、小回りのきく反応の良い楽器です。さらにブランネンと同じくブロッガーメカニックなのでキーの反応はブランネンと同等で、総合的に期待以上のフルートに仕上がっていました。
自分でも客観的に聞いてみたかったので、録音を録ってみました。
• テレマン曲 / 無伴奏フルート幻想曲 第1番
• ラヴェル作曲 / 亡き王女のためのパバーヌ
• ビゼー作曲 / アルルの女よりメヌエット
• ビゼー作曲 / カルメンから間奏曲
この2年間くらい、楽器のリペアの時に仕上がり確認のために修理にきた楽器を吹くくらいで、自分のフルートは2週間に一度程度しか吹く暇がありません。
加齢も手伝って徐々にへたくそになってきますが、あまり気にならなくなってしまいました。
たったこれだけ録音しただけですが、結構疲れて情けない・・・
ついでに忘れていた4曲の録音もアップしています。
• モーツァルト / フルートと管弦楽のためのアンダンテ ハ長調 kv.315
• マスカーニ / カバレリア・ルスティカーナの間奏曲(一人で三重奏)
• ドビュッシー / シリンクス (ナガハラで吹いた昨年末の録音)
• ショパン / ノクターン 第15番の2(借物のクラシッククーパー頭部管で)
興味のある方は聞いてみてください。
数年前にスケールの問題と一部のキーの強度について意見を述べていたのですが、「諸処を改良したフルートができたので試奏してみて」ということで貸してもらいました。
なるほど音程に関しては格段に良くなり、今のところ国産では一番かなと思います。
ブランネンのようなクセのないスケールはとても音程が取りやすい。
吹奏感はちょうどパウエルのオーラマイトのように軽く、MZ-12というオリジナルの頭部管で吹くと、パワーのある人だとオーバーブローになりやすいですが、楽に吹くのが好みの方ならコンパクトにまとまった音で、小回りのきく反応の良い楽器です。さらにブランネンと同じくブロッガーメカニックなのでキーの反応はブランネンと同等で、総合的に期待以上のフルートに仕上がっていました。
自分でも客観的に聞いてみたかったので、録音を録ってみました。
• テレマン曲 / 無伴奏フルート幻想曲 第1番
• ラヴェル作曲 / 亡き王女のためのパバーヌ
• ビゼー作曲 / アルルの女よりメヌエット
• ビゼー作曲 / カルメンから間奏曲
この2年間くらい、楽器のリペアの時に仕上がり確認のために修理にきた楽器を吹くくらいで、自分のフルートは2週間に一度程度しか吹く暇がありません。
加齢も手伝って徐々にへたくそになってきますが、あまり気にならなくなってしまいました。
たったこれだけ録音しただけですが、結構疲れて情けない・・・
ついでに忘れていた4曲の録音もアップしています。
• モーツァルト / フルートと管弦楽のためのアンダンテ ハ長調 kv.315
• マスカーニ / カバレリア・ルスティカーナの間奏曲(一人で三重奏)
• ドビュッシー / シリンクス (ナガハラで吹いた昨年末の録音)
• ショパン / ノクターン 第15番の2(借物のクラシッククーパー頭部管で)
興味のある方は聞いてみてください。
posted by Malcel at 00:55| Comment(0)
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2011年02月11日
久しぶりの「あすか」
ずーっと長いことレコーディングしていなかったのだが、今日は休みだったので風笛 - NHK連続TVドラマ「あすか」のテーマを録音してみた。
前の録音時とは随分機材が変わったので違いを自分で意識するためにも録ってみた。
旧録音 • 風笛 - NHK連続TVドラマ「あすか」のテーマ
新録音 • 風笛 - NHK連続TVドラマ「あすか」のテーマ
オーディオインターフェイス
旧 ローランド U-20
新 M-Audio FastTruck
フルート
旧 ムラマツ SRRH + ラファン
新 ナガハラ 950Silver RH 18金ナガハラライザー付
シンセ音源
旧 ガーリタンパーソナルオーケストラ
新 KONTAKT 4 + VSL HARP
腕は落ちたが音は良くなったかな・・・
前の録音時とは随分機材が変わったので違いを自分で意識するためにも録ってみた。
旧録音 • 風笛 - NHK連続TVドラマ「あすか」のテーマ
新録音 • 風笛 - NHK連続TVドラマ「あすか」のテーマ
オーディオインターフェイス
旧 ローランド U-20
新 M-Audio FastTruck
フルート
旧 ムラマツ SRRH + ラファン
新 ナガハラ 950Silver RH 18金ナガハラライザー付
シンセ音源
旧 ガーリタンパーソナルオーケストラ
新 KONTAKT 4 + VSL HARP
腕は落ちたが音は良くなったかな・・・
posted by Malcel at 20:04| Comment(5)
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2009年12月09日
クリスマス・バージョン
クリスマスパーティーで演奏するためにいくつかのカラオケを作ってみました。
フルートとハープの編曲にベースやストリングスなどを付加してパーティーバージョンに仕立ててみました。
特に「川の流れのように」は結構いいアレンジになっています。
川の流れのように (美空ひばり) - 後半にストリングスとベース付加版
•サン=サーンス 作曲 / 白鳥
•グノー 作曲 / アヴェ・マリア
小品集のページにおいています。
MySoundが閉鎖になりますので、著作権残存曲はすべてストリーミング配信するように変更しました。
新たにストリーミング配信のページを作成しています。
フルートとハープの編曲にベースやストリングスなどを付加してパーティーバージョンに仕立ててみました。
特に「川の流れのように」は結構いいアレンジになっています。
川の流れのように (美空ひばり) - 後半にストリングスとベース付加版
•サン=サーンス 作曲 / 白鳥
•グノー 作曲 / アヴェ・マリア
小品集のページにおいています。
MySoundが閉鎖になりますので、著作権残存曲はすべてストリーミング配信するように変更しました。
新たにストリーミング配信のページを作成しています。
posted by Malcel at 11:02| Comment(1)
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2009年10月18日
「物語」より白い小さなロバ
イベールの「物語」より第2曲の白い小さなロバをアップしました。
フルートよりMIDIのピアノがいい演奏をしています。
ピアノの音源にはファツィオリF308を使用しています。スタンウェイやベーゼンドルファーをしのぐ世界でもっとも最高級かつ最大のグランドピアノですから負けて当たり前の音です。
先にアップしていたラヴェルのハバネラ風の小品はスケールの音を一カ所間違っていたので録音し直しました。
何度吹いてもやっぱりいい曲ですね。
フルートよりMIDIのピアノがいい演奏をしています。
ピアノの音源にはファツィオリF308を使用しています。スタンウェイやベーゼンドルファーをしのぐ世界でもっとも最高級かつ最大のグランドピアノですから負けて当たり前の音です。
先にアップしていたラヴェルのハバネラ風の小品はスケールの音を一カ所間違っていたので録音し直しました。
何度吹いてもやっぱりいい曲ですね。
posted by Malcel at 17:43| Comment(0)
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2009年10月14日
ラヴェル:ハバネラ風の小品
MIDIの伴奏合わせに新しい方法を発見したので、前から作りかけだったラヴェルのハバネラ風小品を仕上げてフルートの録音を重ねてみました。
この方法だと伴奏のタイミングにビクビクしないですむので気が楽です。
昨日の「うぐいす」は聞き直してみたらピアノの伴奏とのバランスが悪かったようなのでバランスを修正したバージョンと入れ替えてあります。
この方法だと伴奏のタイミングにビクビクしないですむので気が楽です。
昨日の「うぐいす」は聞き直してみたらピアノの伴奏とのバランスが悪かったようなのでバランスを修正したバージョンと入れ替えてあります。
posted by Malcel at 15:07| Comment(0)
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2009年10月13日
アリャビエフのうぐいす
アリャビエフ(Aleksandr Aleksandrovich Alyabiev)という作曲家はほとんど知られていませんが、この歌曲だけは、たまに演奏されることがあります。この主題はグリンカやリストが自分の作品に使っています。
私が高校生の頃、ランパルの名演を聞いて以来、お気に入りの曲なのですが、他の演奏家では聞いたことがありません。
連休中に、このアリャビエフのうぐいすと、ドビュッシーの「子供の領分」から小さな羊飼いの2曲を吹いてみました。
これらの曲のようにテンポの変化の激しい曲をMIDI伴奏に合わせて吹くのはほぼ不可能なので、最初に無伴奏で録音し、MIDIのテンポコントロールを駆使してむりやり伴奏を合わせる技法を使いました。
意外にうまくいくことを発見したので、ハンガリー田園幻想曲や萎める花にも挑戦できそうです。
なお、使用した楽器はアリャビエフは銀のナガハラに18k-NR/DDA頭部管を使用し、ドビュッシーはナガハラにバーカートのオールドパウエルスタイルの頭部管をつけて吹いています。
ホームページでは小品集のページにおいています。
私が高校生の頃、ランパルの名演を聞いて以来、お気に入りの曲なのですが、他の演奏家では聞いたことがありません。
連休中に、このアリャビエフのうぐいすと、ドビュッシーの「子供の領分」から小さな羊飼いの2曲を吹いてみました。
これらの曲のようにテンポの変化の激しい曲をMIDI伴奏に合わせて吹くのはほぼ不可能なので、最初に無伴奏で録音し、MIDIのテンポコントロールを駆使してむりやり伴奏を合わせる技法を使いました。
意外にうまくいくことを発見したので、ハンガリー田園幻想曲や萎める花にも挑戦できそうです。
なお、使用した楽器はアリャビエフは銀のナガハラに18k-NR/DDA頭部管を使用し、ドビュッシーはナガハラにバーカートのオールドパウエルスタイルの頭部管をつけて吹いています。
ホームページでは小品集のページにおいています。
posted by Malcel at 17:49| Comment(0)
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2009年10月04日
管弦楽組曲 第2番 BWV1067
カラオケバックにバッハの管弦楽組曲第2番の全曲を吹いてみました。
もっとしっかり練習してから録音すりゃいいのにって自分でも思いますが、実際そこまでさらわないで録音するのが悪い癖です。
もっとしっかり練習してから録音すりゃいいのにって自分でも思いますが、実際そこまでさらわないで録音するのが悪い癖です。
オーバーチュアブランネンにラファンをつけて吹いています。
ロンド
サラバンド
ブーレ
ポロネーズ
メヌエット
バディネリ
posted by Malcel at 16:14| Comment(0)
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2009年09月23日
ディアハンターのテーマ
映画「ディア・ハンター」のテーマ音楽、“カヴァティーナ”といえば、ギタリスト、ジョン・ウィリアムスのギター演奏で名高い映画音楽の名曲ですが、これをフルートで吹いてみました。
サウンドトラックではギターの二重奏ですが、ソロギターでの演奏でもよく弾かれます。
自作の伴奏での演奏です。
フルートのソロに、ハープ、ストリングス、ベースのシンプルな伴奏を作ってみました。
実は最初は全音楽譜出版社の「フルートレパートリー Vol.1」のCD伴奏で吹いてみたのですが、中間部の転調が省略されているのが気にくわなくて自作の伴奏を作ったわけです。
こちらは全音のCDによる伴奏での演奏です。
ついでにギターソロの演奏は前から公開していました。
フルートの演奏は小品集のページにおいています。
サウンドトラックではギターの二重奏ですが、ソロギターでの演奏でもよく弾かれます。
自作の伴奏での演奏です。
フルートのソロに、ハープ、ストリングス、ベースのシンプルな伴奏を作ってみました。
実は最初は全音楽譜出版社の「フルートレパートリー Vol.1」のCD伴奏で吹いてみたのですが、中間部の転調が省略されているのが気にくわなくて自作の伴奏を作ったわけです。
こちらは全音のCDによる伴奏での演奏です。
ついでにギターソロの演奏は前から公開していました。
フルートの演奏は小品集のページにおいています。
2009年09月22日
ノイズリダクション
新しいノイズリダクションのプラグインを買ってみたところ、効果てきめんです。
通常の使い方は、録音時に邪魔になるパソコンのファンやエアコンといった環境ノイズの除去に使っているのですが、フルートの音にもかませてみたらシャーリングの除去にも結構使えるじゃあないですか!
プロの録音もきっとこうしているんだろうな・・・
特に気になっていた録音に使ってみたらかなり聞きやすくなりました。
イベール:二つの間奏曲 / 1.アンダンテ・エスプレッシヴォ
イベール:二つの間奏曲 / 2.アレグロ・ヴィヴォ
フェルー:三つの小品 / 1.恋する女羊飼い
フェルー:三つの小品 / 2.硬玉
フェルー:三つの小品 / 3.端陽
通常の使い方は、録音時に邪魔になるパソコンのファンやエアコンといった環境ノイズの除去に使っているのですが、フルートの音にもかませてみたらシャーリングの除去にも結構使えるじゃあないですか!
プロの録音もきっとこうしているんだろうな・・・
特に気になっていた録音に使ってみたらかなり聞きやすくなりました。
イベール:二つの間奏曲 / 1.アンダンテ・エスプレッシヴォ
イベール:二つの間奏曲 / 2.アレグロ・ヴィヴォ
フェルー:三つの小品 / 1.恋する女羊飼い
フェルー:三つの小品 / 2.硬玉
フェルー:三つの小品 / 3.端陽
2009年06月07日
バッハ:シャコンヌ
ナガハラのフルートを使って無伴奏バイオリンパルティータ第2番ニ短調BWV1004全曲を再録音しました。
昔の録音はムラマツのSRモデルにラファンという典型的なセットで吹いていますが、今回は新しいナガハラでの演奏です。
ナガハラはムラマツ+ラファンに比べるとよりはっきり音楽を表現できるような気がします。その代わり端正さはやや劣るかも知れませんが、自分ではより表現がダイナミックになったのではないかと思っています。(あくまで当社比)
特にシャコンヌは思いっきり自分の感じるままに吹いたつもりです。
録音のマイクも旧録音と比べるとグレードアップしているので音質もリアルです。
バッハ無伴奏作品のページ
新録音の無伴奏バイオリンパルティータ第2番ニ短調
1. Allemande
2. Corrente
3. Sarabande
4. Giga
5. Chaconne
ジーグだけは全く気に入っていない演奏なので、たぶん近日中にもう一度チャレンジすることになると思います。
昔の録音はムラマツのSRモデルにラファンという典型的なセットで吹いていますが、今回は新しいナガハラでの演奏です。
ナガハラはムラマツ+ラファンに比べるとよりはっきり音楽を表現できるような気がします。その代わり端正さはやや劣るかも知れませんが、自分ではより表現がダイナミックになったのではないかと思っています。(あくまで当社比)
特にシャコンヌは思いっきり自分の感じるままに吹いたつもりです。
録音のマイクも旧録音と比べるとグレードアップしているので音質もリアルです。
バッハ無伴奏作品のページ
新録音の無伴奏バイオリンパルティータ第2番ニ短調
1. Allemande
2. Corrente
3. Sarabande
4. Giga
5. Chaconne
ジーグだけは全く気に入っていない演奏なので、たぶん近日中にもう一度チャレンジすることになると思います。
2009年05月06日
ナガハラで録音
特注していたナガハラのフルートが届いて半年ほど、やっとなれてきた感じです。
そんなわけで本当に久しぶりにフルートを録音してみました。
バッハのソナタホ長調BWV1035、この曲だけ録音方法が違っていたのでほかのソナタとどうも音が悪かったので、これを録音することに決めました。
1.Adagio ma non tanto
2.Allegro
3.Sicilano
4.Allegro assai
ナガハラは吹きやすくて音程もよく、気に入っているのですが、まだ使いこなせていない感じがぬぐえません。
それはともかくとしても、聞き返してみるとやっぱり「年老いてしまった」かな・・・音にパワーがない。
そんなわけで本当に久しぶりにフルートを録音してみました。
バッハのソナタホ長調BWV1035、この曲だけ録音方法が違っていたのでほかのソナタとどうも音が悪かったので、これを録音することに決めました。
1.Adagio ma non tanto
2.Allegro
3.Sicilano
4.Allegro assai
ナガハラは吹きやすくて音程もよく、気に入っているのですが、まだ使いこなせていない感じがぬぐえません。
それはともかくとしても、聞き返してみるとやっぱり「年老いてしまった」かな・・・音にパワーがない。
2008年09月13日
フリア・フロリダ
オーガスチン・バリオス=マンゴレ Agustin Barrios Mangore (1885-1944) はパラグアイ出身ギタリスト兼作曲家です。
作曲家といっても独学で民族色の強い曲が多く、所々つじつまの合わない旋律やハーモニーも出てきて、多くの作品は失礼ながら大したものではありません。
その中で、このフリア・フロリダ(舟歌)はかなりいい曲です。
今回はこの曲をフルートとハープに編曲して演奏しました。
フルートとハープ版のフリア・フロリダ
私自身のクラシックギター演奏で、原曲もこちらで聴けますのでぜひ比べてみてください。
ギター独奏による原曲版フリア・フロリダ
ホームページではフルート小品集の中に入れています。
作曲家といっても独学で民族色の強い曲が多く、所々つじつまの合わない旋律やハーモニーも出てきて、多くの作品は失礼ながら大したものではありません。
その中で、このフリア・フロリダ(舟歌)はかなりいい曲です。
今回はこの曲をフルートとハープに編曲して演奏しました。
フルートとハープ版のフリア・フロリダ
私自身のクラシックギター演奏で、原曲もこちらで聴けますのでぜひ比べてみてください。
ギター独奏による原曲版フリア・フロリダ
ホームページではフルート小品集の中に入れています。
2008年08月10日
イベールの小品
イベールの無伴奏フルートのための小品を吹いてみました。
30年も吹いている割には、いざ録音すると結構気に入らないところが出てくるものです。
客観的に聴いてそのうち傷を録った演奏に差し替えることにします。
ホームページでは近代・現代のフルート作品集のページに載せています。
30年も吹いている割には、いざ録音すると結構気に入らないところが出てくるものです。
客観的に聴いてそのうち傷を録った演奏に差し替えることにします。
ホームページでは近代・現代のフルート作品集のページに載せています。