正月の休みに歴史的名器の鍵盤楽器を二つ購入した。
一つはチェンバロの名器Jacob Kirckman 1766年製、
もう一つは古いピアノ、ピアノフォルテの名器Erard 1837年製である。
もちろん本物ではなくて、これらの楽器のサンプリング音である。
Edition Beurmannというシリーズで歴史的な鍵盤楽器の名器をサンプリングしたものを売っている。
購入後ちょっと問題があったので、サポートに連絡したら、チーフエンジニア自身から回答がきて、修正したパッチを送ってくれてちょっと嬉しかった。
まずは実際の音を聴いてほしい。ちょっと病みつきになる心をくすぐる音だとわかる。早速いくつか音にしてみたので聴いてみてほしい。
まずはエラールの音を楽しむためにピアノ独奏でショパンのエチュード作品25の1を作ってみた。
ショパン自身が使っていたピアノがエラールなので、さすがに雰囲気が出て、我ながらちょっとぐっとくる音だ。
フルートとも合わせてみた。既存の演奏の伴奏だけをエラールにしてみた。
エネスコ:カンタービレとプレスト
ショパン:ノクターン20番遺作
いっそう高品位なチェンバロの音も試してみた。
バッハ:ソナタロ短調BWV1030第一楽章
レジスター別の6音色があるが、伴奏なので8f×2の音を使った。
伴奏を変えるだけでずいぶん品格があがるものですね。
2010年01月11日
歴史的な音色を楽しむ
posted by Malcel at 16:24| Comment(5)
| 楽器の話
素晴らしい演奏と 貴重な話がとてもたのしみでした。
サイトリニューアル との事
大変なお手間だとは思いますが、ぜひ、、閉鎖しないで続けて下さいますように、おねがいいたします。
ますますの充実 とても楽しみにしております。
ずっと更新をしていませんが、閉鎖は考えていません。でもちょっと休息中です。
また気分が乗りだしたらさらに充実させていきたいと思っています。
ごめんなさい。
私も、いつかはこの曲を演奏できるようになりたいと考えています。
その後、この曲の何種類かのフルート演奏を聴きましたが、譜面は色々なものがあるようですね。
この演奏の譜面を入手したいのですが、どの出版社の何という曲集に載っているのか教えて頂けませんでしょうか。
聴いていただきありがとうございます。
自分でアレンジしていますので、特にどの譜面を使用したというわけでもありません。
参考にしたのは、ムラマツの40フルート小品集、ピアノの原曲譜面、パールマンのバイオリンでの演奏CDです。
ムラマツの楽譜が近いかも知れません。
ニ短調に移調し、中間部とコーダのスケールを多少変更したりしています。
楽譜は特に作成していません。
結構カラオケを作ってそれに合わせて吹いているだけのものが多いです。
参考になさるのであれば、上記の「ムラマツ40フルート小品集」をご覧ください。
ピアノの譜面はありますので、ムラマツの40フルート小品集を調べてみます。
いつかはこの曲が滑らかに吹けるようになりたいです。