先日、ミヤザワIbukiの試奏で第1曲だけ吹いていたシューマン作曲の幻想小曲集op.73の全曲をアップロードしました。よろしければダウンロードしてお聴きください。
1. Zart und mit Ausdruck
2. Lebhft, leicht
3. Rasch und mit Feuer
今回は久しぶりにブランネンにラファン(ブランネン製のラファンでなく本人作)を付けて演奏しています。
ナガハラやIbukiの音に比べると、少し前の時代の音に感じるのは私だけでしょうか。
ピアノはいつものようにコンピュータで作っています。
ホームページではロマン派の音楽のページにおいています。
2012年02月26日
シューマン:幻想小曲集
posted by Malcel at 00:10| Comment(3)
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2012年02月19日
プーランク:クラリネットソナタ
プーランクのクラリネットソナタから、第2楽章のロマンツァをフルートとハープに編曲して演奏してみました。
昔から好きな曲なのですが、クラリネットは非常に音域が広いのでフルートの音域を考慮して5度上げて演奏しています。
しかし上は4オクターブのCまで出てくるし、最低音はHを通り越して、最後はAまでになっていまいます。
最後のフレーズをオクターブ上げようかとも思ったのですが、低音用の延長ブースターを自作してAまで出せるようにしてむりやり演奏しました。
とりあえずの演奏ですので、完成度の高い演奏ができたらそのうち入れ替えます。
使用したフルートはナガハラです。
ところでプーランクは1963年没だから来年で著作権が消滅します。
ほんとはまだダウンロード・・・
昔から好きな曲なのですが、クラリネットは非常に音域が広いのでフルートの音域を考慮して5度上げて演奏しています。
しかし上は4オクターブのCまで出てくるし、最低音はHを通り越して、最後はAまでになっていまいます。
最後のフレーズをオクターブ上げようかとも思ったのですが、低音用の延長ブースターを自作してAまで出せるようにしてむりやり演奏しました。
とりあえずの演奏ですので、完成度の高い演奏ができたらそのうち入れ替えます。
使用したフルートはナガハラです。
ところでプーランクは1963年没だから来年で著作権が消滅します。
ほんとはまだダウンロード・・・
posted by Malcel at 22:40| Comment(0)
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2012年02月06日
ミヤザワフルート新製品“Ibuki” - その2
試奏で借りているIbukiですが、そろそろ返さないといけないのでさらに5曲吹いてみました。
シャイユー作曲 / サキソフォンのためのアンダンテとアレグロ
ツェルニー作曲 / ロマンス
シューマン作曲 / 幻想小曲集 作品78より第1曲
テレマン作曲 / メトーティッシュ・ソナタ ニ短調よりアンダンテ
ドビュッシー作曲 / 小組曲より「小舟にて」
先週の日曜日と合わせても2回しか口に付けていないので、細かいコントロールはできていませんが、それでもやはり音程はいいです。最低音域のロングトーンの安定感は特に良く、大編成の吹奏楽やオーケストラで吹かないのなら、私のようなハイアマチュアにはうってつけのフルートです。
簡単に曲目を解説しておきます。
サキソフォンのためのアンダンテとアレグロの作者、シャイユーは1904年生まれのフランスの作曲家ですが、このアルトサキソフォンのための曲ぐらいしか知られていません。フルートにアダプトするため、多少の変更をしています。
ツェルニーのロマンスはフランスのクラリネットの巨匠、ジャック・ランスロが監修したクラリネット・クラシックスという曲集に入っているものをフルート用に再アレンジしています。
シューマンの幻想小曲集は言わずと知れたロマン派の名曲で、チェロ、A管クラリネット、バイオリンなどで演奏されます。原曲のフレーズをを安易にオクターブ移動すると芸術性を損なうので、フルートに合わせるため3半音だけ原曲より上げて編曲しています。いずれ全曲吹く計画です。
メトーティッシュ・ソナタは作曲家テレマン自身が当時の装飾法を伝授するために書いたソナタ集です。以前にもパウエルで演奏した録音をアップしていますが、今回は前録音の読譜ミスを直し、リュートストップのチェンバロとピツィカートのチェロの伴奏に変更しています。
最後に「小舟にて」ですが、以前の録音はムラマツSRモデルにラファンの頭部管を付けて演奏していますが、Ibukiの方がよりフレキシブルに吹けます。長いフレーズは循環呼吸で吹いているのでたまに鼻息が聞こえます。ただ、Ibukiはわずかな息の変化にも敏感に反応するので循環呼吸との相性はよくありません。
伴奏はすべてコンピューターで自作したものですが、リアルにできたと思います。フルートの演奏より自信ありです。
シャイユー作曲 / サキソフォンのためのアンダンテとアレグロ
ツェルニー作曲 / ロマンス
シューマン作曲 / 幻想小曲集 作品78より第1曲
テレマン作曲 / メトーティッシュ・ソナタ ニ短調よりアンダンテ
ドビュッシー作曲 / 小組曲より「小舟にて」
先週の日曜日と合わせても2回しか口に付けていないので、細かいコントロールはできていませんが、それでもやはり音程はいいです。最低音域のロングトーンの安定感は特に良く、大編成の吹奏楽やオーケストラで吹かないのなら、私のようなハイアマチュアにはうってつけのフルートです。
簡単に曲目を解説しておきます。
サキソフォンのためのアンダンテとアレグロの作者、シャイユーは1904年生まれのフランスの作曲家ですが、このアルトサキソフォンのための曲ぐらいしか知られていません。フルートにアダプトするため、多少の変更をしています。
ツェルニーのロマンスはフランスのクラリネットの巨匠、ジャック・ランスロが監修したクラリネット・クラシックスという曲集に入っているものをフルート用に再アレンジしています。
シューマンの幻想小曲集は言わずと知れたロマン派の名曲で、チェロ、A管クラリネット、バイオリンなどで演奏されます。原曲のフレーズをを安易にオクターブ移動すると芸術性を損なうので、フルートに合わせるため3半音だけ原曲より上げて編曲しています。いずれ全曲吹く計画です。
メトーティッシュ・ソナタは作曲家テレマン自身が当時の装飾法を伝授するために書いたソナタ集です。以前にもパウエルで演奏した録音をアップしていますが、今回は前録音の読譜ミスを直し、リュートストップのチェンバロとピツィカートのチェロの伴奏に変更しています。
最後に「小舟にて」ですが、以前の録音はムラマツSRモデルにラファンの頭部管を付けて演奏していますが、Ibukiの方がよりフレキシブルに吹けます。長いフレーズは循環呼吸で吹いているのでたまに鼻息が聞こえます。ただ、Ibukiはわずかな息の変化にも敏感に反応するので循環呼吸との相性はよくありません。
伴奏はすべてコンピューターで自作したものですが、リアルにできたと思います。フルートの演奏より自信ありです。
posted by Malcel at 00:08| Comment(0)
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